「老後を
家族に近い場所で過ごしたい」
思いを込めて建て、大切に住んだ家を手放す。時には人生の節目でそんな判断をされる方もいらっしゃいます。家族みんなで住んでいたが子供たちが巣立ち、夫婦二人には広さを持て余してしまう、一念発起して移住を検討している、老後は生まれ育った地元に帰りたい、など事情は様々ですが、共通しているのは「思い入れのある家を次の誰かに大切にしてほしい」「新しい場所で安心した生活をスタートしたい」という気持ち。その気持ちをしっかりと次につなぎ、新生活をスタートしたお客様のエピソードをご紹介します。
新生活を始めるのに心地よい、芽吹きの季節にお問い合わせがあったのは、自社サイトに掲載中の倉敷市中心部のマンション。お話を聞くと、これまでは持ち家で暮らしてきたが、老後の不安を子供家族に相談したところ、近くに住むことを提案されたとのことでした。6DKの家は夫婦二人には広すぎること、できるだけ子供家族に負担をかけたくないことから徒歩圏内で生活ができるコンパクトなマンションへの引っ越しを決意されました。
購入資金は自宅の売却代金＋自己資金500万円。
まずは弊社の営業担当が査定を行い、現地調査や近隣の販売事例、売主様が希望される手残り金額や販売額を考慮し販売価格を決定します。
販売価格が決まれば、次は掲載用の写真撮影です。撮影担当者だけでなくスタッフ一丸となって様々な角度からお家を魅力的に撮影するのがカスケ不動産流。お家を魅力的に写すプロの腕前を発揮していきます。
今回は居住中のままの売り出しだったため、無理のない範囲で置いてある家具を動かし、物を配置し直して、お家が一番魅力的に見える空間を撮影。360度カメラを使ってお家の中を内見しているような気分を味わえる写真や動画も撮影していきます。
自社サイトやSUUMOなどのポータルサイトだけでなく、InstagramやYouTubeなどの各種SNSや指定流通機構へも情報を掲載することで、全国の不動産会社に情報が伝わり、より広い一般のお客様に知っていただけます。もちろん居住中ですので番地や詳細な位置は記載しないので安心。こうして、新生活のための売却活動が始まりました。
どんなに大切に住んできたお家でも、時には気づかない劣化があります。カスケ不動産では事前にホームインスペクション（住宅診断）を既存住宅現状調査技術者の資格を保有する担当者が行い、中古物件に必要な修繕や把握していただきたい劣化について売主様買主様ともに安心していただける状況確認を行います。事前にしっかりとご納得いただけるまで調査しご説明させていただくため、契約後のトラブルを未然に防ぐことができます。
物件情報を載せてすぐにポータルサイトから複数の問い合わせが。そのうち3組が内見に来られました。居住中のため売主様も一緒にご対応されたのですが、最後の1組である若いご夫婦の奥様が、売主の奥様と趣味の園芸で意気投合。
そこからあっという間に話が進み、ホームインスペクションをしてわかった必要な修繕に関してもご納得いただきスムーズなご購入となりました。大切に住んだお家だからこそ、売却条件をクリアすることはもちろん「この人なら」という人へお家をお渡しでき、売主様も安心することができました。
購入が決まれば次は引き渡しです。今回は売主様が居住中のため、引き渡しが引越し完了後になるよう余裕をもって設定。買主様もリフォームなどの打ち合わせに時間をかけていただけます。同時に売主様のお引越し先の購入準備を本格的に始動。
物件のご案内やリフォーム相談だけでなく、ゴミステーションの場所や町内会の活動報告など、物件情報だけでは見えない周囲の環境についても近隣調査を行いご報告します。最終的に子供家族のお家に程近く、スーパーや薬局にも歩いて行ける、エレベーターの広いマンションに決まりました。
水回りのみリフォームしたのちお引越し。買主様もリフォームの打ち合わせや工程組を終えられていたので引き渡し後すぐに着工でき、スムーズな住み替えが完了しました。
昨今需要が増えている自宅売却からの住み替え。グループ会社で新築やリフォームを請け負い、中古物件の取り扱いが多いカスケ不動産だからこそ売却からお住み替え先までトータルでしっかりとお手伝いさせていただきます。
ご希望の金額で売却できるようスタッフ総出でお家の魅力を引き出す撮影、定期的な清掃など、ただ売るだけではない熱意を持ってお客様の信頼に応えます。
