14TH ANNIVERSARY
内見時の注意点!物件の状況

みなさんこんにちは!岡山・倉敷・総社の不動産コンサルティングをしているカスケ不動産の池上です。不動産購入を検討している方が必ず行う事、それは「内見」です。資料やネットで見ると良いなと感じる物件でも、実際に内見してみると、物件の状態や間取り、部屋の大きさなどで資料とは違った印象を受けることも多々あります。

実際に自分の目で見えるポイントだけならいいのですが、中古戸建ての場合は目に見えない部分も気を付けないといけません。今回は中古戸建てを内見する際にチェックしておきたいポイントや気を付けた方がいいポイントを厳選してご紹介します。

 

 

ポイント①基礎の状態

中古戸建ての内見時に気を付けるポイント1番は、まず基礎の状態です。基礎の部分については主にシロアリに気を付けましょう。シロアリがいる場合、物件の大事な木材を食べてしまう事により、主要構造材の空洞化を引き起こしてしまいます。空洞化することにより耐震性に問題が起きてしまうので駆除や補修が必要になります。

シロアリが発生しているかどうかを確認するために、蟻道(ぎどう)と呼ばれるシロアリの通り道があるかを確認します。蟻道は、土壌や木材のカスにシロアリの排泄物・分泌物を練り合わせたセメントのような形状をしています。茶色い土のようなトンネル道が、地面から基礎の表面に伸びている場合には、蟻道の可能性があるので注意しましょう。

シロアリを発見した場合、防蟻工事や補修工事をする必要があります。被害状況によっても対処する方法が違うので詳しくは専門家に相談しましょう。

ポイント②外壁の状態

中古戸建ての内見時に気を付けるポイント2番は、外壁の状態です。外壁部分のチェックとしては主にひび割れやかけている箇所の確認とシーリングと呼ばれる目地材の状態の確認です。外壁のひび割れやシーリングに隙間が空いている状態だと雨が建物内に侵入しやすくなってしまう為、雨漏りの原因になったり主要構造材の腐食に繋がったりします。

また他にも「チョーキング(白亜化)現象」と言われる外壁塗料に含まれている顔料が、外壁の表面にチョークの粉のようになって出てきてしまう症状もあり、チョーキング現象は外壁が防水機能を失ってきているサインなので外壁塗装が必要な場合もあるのでチェックしておきましょう。

劣化状況によりますが、外壁塗装やひび割れ補修、シーリング補修など状態によって異なる対処法があるので悩まずに是非ご相談ください。

ポイント③屋根の状態

中古戸建ての内見時に気を付けるポイント3番は、屋根の状態です。屋根材にもいろいろな種類がありますが、多くの場合は瓦やカラーベスト、板金などの素材を使用している屋根が一般的です。屋根にコケなどが生えている場合は撥水がうまく出来ていない状態なので放置しておくと雨漏りの原因にもなります。
瓦の場合は瓦自体のずれがないか、割れている瓦はないか等も気を付けましょう。

屋根の撥水が出来ていない場合は、屋根の塗装が必要になったり、場合によっては瓦の交換が必要になるので、物件購入前に住宅診断(インスペクション)を行い、状況を見て工事個所の見積りをもらうようにしましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか?物件の雰囲気や建物内の状態以外にも内見時に気を付けるポイントは様々あります。

カスケホームグループは不動産以外にも建築を行っている会社だからこそできる住宅診断「インスペクション」設備点検「リペア点検」を行い、安心安全な不動産売買取引を目指しておりますので、不動産の購入を検討されている方はぜひカスケ不動産にご相談ください。

岡山県南部で事業を展開しているカスケグループは、住まい・不動産に関わるすべてをご提案すべく、「リフォーム」「不動産」「新築」それぞれ専門の担当者が一丸となって対応する「住宅ワンストップサービス」を提供しています。岡山市、倉敷市、総社市の不動産でお悩みの方はお気軽にカスケ不動産へご相談ください。オンラインでのご相談も承っております!

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