みなさんこんにちは!岡山・倉敷の住宅購入をサポートしています、カスケ不動産の藤田です。
不動産購入の際に、多くの方々が心配されるポイントのひとつが「既存の設備が正常に稼働するのかどうか」。中古物件のなかには数年間住まれていない住宅もありますので、そのような住宅の購入を検討していると設備の状態は気になると思います。このような不安点に対して安心していただけるように、私たちはワンストップサービスの一環として【住宅診断(ホームインスペクション)】と【住宅設備点検】の2つのオプションを提供し、実施しています。今回はそのうちの1つである「住宅設備点検」について詳しくご説明いたします。
住宅設備点検とは
住宅設備点検とは、既存の住宅設備が正常に作動するかどうかの点検を行うことです。古くなった建具開閉の動作確認や水回り設備の水漏れがないかの点検、水道メーターや床下等の目視点検などによる住宅設備の全12項目を点検いたします。点検箇所の項目は下記の12項目です。
■費用:30,000円(税別)/ 1物件
■時間:約2時間
■点検項目
水道の元栓を開けて通水します。ここで、水道メーターが周っていたら給水設備にトラブルあり。
水道の元栓を開けて通水します。水漏れや配管の老朽化を確認。
排水桝はフタを開けて詰まりがないか確認。
割れていないか、ゴミや落ち葉が詰まってないか確認。
水を流し、タンク内や給水管で漏水がないか確認。
水を流しながら水栓・排水栓の配管から漏水がないか確認。目視だけでなく触って確認します。
水を流して漏水を確認。水がとまらないなど、不具合箇所を発見した際は、点検シートに記入します
水を流しながら、水栓・排水栓の配管から漏水がないか確認。
床下収納を外して床下へ潜入し、木材の腐食・シロアリの確認。床下配管から漏水がないか、配管が腐食していないか確認。
コンセントが通電しているかプラグを差し込みして確認。
玄関やお部屋の建具を開閉し、動作を確認。
玄関の鍵の動作確認をします。鍵を締めた状態でも施錠できるか、動作不良はないか確認。
上記内容を年間2,200件以上の修理案件を対応する修理担当のスタッフが細かく点検いたします。水漏れや故障・配管の老化などがあった場合、住み始めてから分かるのではなく住む前に発見し、修理や交換などのアドバイスをさせていただきます。
住宅設備点検をすることのメリット
住宅設備点検を行うメリットは、住宅設備の状態を把握できることです。点検終了後、点検シート(写真・場所・説明を添付した資料)をお渡しいたします。ご購入をお考えの物件の設備状態を詳しく把握することで、修理が必要な箇所とその費用を明確にでき、ご購入時の総予算を把握できるため、より安心してご検討いただけます。
また、必要なリフォーム箇所や工事時期などの計画に役立てることができるため、住宅購入からリフォームまでの流れを計画的に進めることができます。
もちろん、ご購入の決定後でも点検を行うことが可能ですのでご安心下さい。物件費用と修理費用を合わせて住宅ローンを組もうと考えられている方は、住宅ローンの申込み前に修理契約を締結していただけます。これにより、修理代を住宅ローンに組み込むことができ、自己資金から修理費用を捻出する負担を軽減できます。
まとめ
ここ数年、中古住宅市場が盛り上がっている一方で、新築住宅とは異なり、中古住宅に対して不安を感じる方もいらっしゃるかと思います。そこで、今回は住宅設備点検をご紹介させていただきました。「中古住宅の購入を検討しているけど中古住宅って不安だな」など漠然と不安に思われている方は、住宅設備点検を行い、現状を把握することが安心材料の一つになるかもしれません。
岡山県南部で事業を展開しているカスケグループは、住まいに関わるすべてをご提案すべく、「リフォーム」「不動産」「新築」それぞれ専門の担当者が一丸となって対応する「住宅ワンストップサービス」を提供しています。各地域の防災情報をご一緒に確認しながら住宅選びをサポートする不動産担当者と、住宅性能を高めて災害に備える家づくりをサポートするリフォーム担当者が協力しながらお客様の安心できる生活環境をご提案いたします。
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