みなさんこんにちは!岡山・倉敷エリアで住宅購入・売却をサポートしている、カスケ不動産の田中です。
前回お話させていただいた、【不動産売却の流れ②~売却開始~】に引き続き、
今回は不動産売買契約から決済・引き渡しまでの流れをご紹介します。
これから不動産売却を検討されている方や、現在お取引中の方の参考になれば幸いです。
申込みが入る
売却活動の結果、物件を気に入った買主様から 買付証明書 が提出されます。
記載された条件を売主様が承諾すると、売買契約へと進みます。
よくある「その他条件」
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融資特約:住宅ローンの審査が通らなかった場合、契約は白紙解除(手付金は返還)
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境界確定:境界杭や鋲が無い場合、隣接地所有者と立会いを行い境界を明示
売買契約
条件がまとまったら、売主様・買主様の間で不動産売買契約を締結します。
契約内容は重要事項が多いため、事前に十分理解しておくことが大切です。
不動産売買契約については、契約してしまう前に知っておきたい「不動産売買契約」のコラムで詳しく説明させていただいていますのでご覧ください。
引き渡し準備
契約締結後は、引き渡しに向けて物件を買主様に渡せる状態へ整えます。
(売主様が対応する主な事項)
・境界確定、地積更正登記
・建物解体工事、滅失登記
・相続登記、未登記建物の登記
・残置物の撤去
これらはケースにより異なりますが、売主様の責任で準備するのが一般的です。
契約解除となるケース
契約後でも、以下の理由で解除される場合があります。
・手付解除:売主・買主が自己都合で解除する場合(手付金放棄や倍返し)
・融資特約解除:住宅ローンが承認されなかった場合
・天災地変:自然災害などで引き渡しが不可能になった場合
・契約違反:売主・買主の違反行為により違約金を支払って解除
決済・引き渡し
いよいよ取引の最終段階です。
買主様から 売買代金(手付金を除いた残金+固定資産税日割り分) が支払われます
鍵の受け渡しと同時に、司法書士が所有権移転登記を行います
売主様に住宅ローン残債がある場合は、買主様の代金で一括返済し、抵当権抹消を司法書士が手続きします
これで売却は完了となります。
前々回より、売主様へ向けて「不動産売却の流れ」を3部作でご紹介させていただきましたがいかがだったでしょうか
。少しでも、売却の検討をされている方の参考になりましたら幸いです。
より詳しく知りたい!という方は是非、店舗へ直接ご相談くださいませ。
カスケ不動産について
岡山県南部で事業を展開するカスケホームグループは、
・不動産売却・購入
・リフォーム
・新築
を一括で相談できる「住宅ワンストップサービス」を提供しています。
専門スタッフがご検討の初期段階から寄り添い、不安を解決しながら取引を進められる体制が整っています。
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