みなさんこんにちは!岡山・倉敷の住宅購入をサポートしている、カスケ不動産の平田です。住宅ローンを検討する上で、「つなぎ融資」という言葉を目にすることがあると思います。特に土地+新築購入で利用する、土地購入資金、建物建築の着工金、中間金を融資実行前に賄うローンです。今回はこのつなぎ融資について解説していきます。
つなぎ融資とは?
つなぎ融資は、住宅ローンの融資が実行される前に貸し出されるローンです。注文住宅の建築を希望する場合は、まず土地を購入し、その後建築会社に着工金、中間金の支払いを行いながら建築することになります。つなぎ融資は、建物が完成して、全額の融資が降りる前の段階で、土地購入、着工金支払い時期、中間金支払い時期の3回等に分けて貸し出されます。
つなぎ融資期間は、利息のみを支払うことになります。建物完成・引き渡しされ、すべての資金を支払った後に、借入元金の支払いが始まります。
つなぎ融資の利用の流れ
[引用元]マネープラザONLINE|つなぎ融資とは?利用の流れと金利・手数料に関する注意点
①つなぎ融資を利用するために、いつどういった資金が必要か、確認します。
②住宅ローン、つなぎ融資それぞれの利用条件、金利等の確認、同時に各銀行の比較をするために事前審査をします。
③融資の承認が下りたら、購入する土地の売買契約を締結します。
④本審査申し込み→承認後、住宅ローン・つなぎ融資の金銭消費貸借契約を締結します。
⑤土地の決済日に1度目のつなぎ融資が実行され、土地購入資金が支払われます。
⑥請負契約に基づき、着工金つなぎ融資が実行され、着工金、中間金が支払われます。
⑦住宅の引き渡し後に住宅ローンが実行され、融資金でつなぎ融資を一括返済します。
つなぎ融資利用の注意点
①金利は割高になる
つなぎ融資の金利は、住宅ローンの金利と比較すると高い傾向にあります。事前審査や各銀行のパンフレットで、金利を確認することができます。さらに借入期間がわかれば、利息の総額を計算することができます。
【つなぎ融資利息計算例】
[引用元]マネープラザONLINE|つなぎ融資とは?利用の流れと金利・手数料に関する注意点
②つなぎ融資の諸費用が必要になる
つなぎ融資を利用するにあたって、多くの場合以下の費用が必要になります。
手数料等の金額は銀行によって異なりますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
・印紙代
・銀行事務手数料
・団体信用生命保険料 等
③住宅の工事が遅れると、支払う利息額が増えてしまう
つなぎ融資利用開始時点から引き渡しまでの期間に応じて、利息がかかる仕組みになっているため、工事が遅れると想定より多くの支払いになるケースがあります。
アドバイザーと一緒に、賢くつなぎ融資を利用しましょう。
岡山県南部で事業を展開しているカスケグループは、住まいに関わるすべてをご提案すべく、「リフォーム」「不動産」「新築」それぞれ専門の担当者が一丸となって対応する「住宅ワンストップサービス」を提供しています。不動産担当者が金融機関とお客様との橋渡し役となり、お客様が安心できる住宅ローン利用のお手伝いをいたします。つなぎ融資の利用条件をお客様としっかり確認しながら、賢くつなぎ融資を利用できるように、プロの目線でサポートさせていただきます。岡山市、倉敷市の不動産購入でお悩みの方はお気軽にカスケ不動産へご相談ください。オンラインでのご相談も承っております!