14TH ANNIVERSARY

物件価格の他にも⁉不動産購入にかかる諸費用について解説!

物件価格の他にも⁉不動産購入にかかる諸費用について解説!

みなさんこんにちは!岡山・倉敷の住宅購入をサポートしているカスケ不動産の川口です。皆様はスーモや住まいる岡山などの不動産ポータルサイトをご覧になったことはございますでしょうか?
物件ごとに価格が記載されていると思いますが、購入をする際にはその物件価格の費用だけではなく「諸経費」の費用も必要となってきます。

一言に諸経費と言ってもどういった費用なのか?いくら必要になるのか?などの疑問があると思います。今回は、そんな「諸経費」について分かりやすくご説明させていただきます。

諸経費とは?

住宅の購入や新築の際にかかる、土地・建物の購入価格や建設費用以外に必要な費用の総称です。

諸経費一覧

【不動産購入に関する諸経費】

諸経費 支払時期 支払先
仲介手数料 売買契約時、又は決済時 不動産業者
手付金 各契約時 売主様、業者
収入印紙取得費 各契約時 郵便局
固定資産税清算金 決済時 売主様、業者
登記関連費用 決済時 司法書士
火災保険料 保険会社

仲介手数料

不動産の売買や賃貸の取引を行う際に売主(貸主)と買主(借主)の間に入って案内〜契約・引き渡しまでをサポートする不動産仲介会社に支払う費用で、成功報酬となります。

手付金

不動産の売買契約に際して、買主から売主に支払う費用です。支払った手付金は残代金支払いの際に取引金額の一部に充当されます。

収入印紙取得費

売買契約時の「不動産売買契約書」、金融機関と締結する「金銭消費貸借契約書」、工事を受注発注する際の「建築工事請負契約書」には「印紙税」という税金がかかります。その税金の支払いに利用するための証票として収入印紙が必要となります。

固定資産税清算金

まず前提として固定資産税や都市計画税は1月1日、あるいは4月1日時点で不動産を所有している者が同年1年分の税金を納めるルールとなっています。

ですがもし、売買契約で、6月1日に売買により所有権が変わった場合はどうでしょうか?
1年分の税金を納めた前所有者の方は自分の所有物ではない不動産にも関わらず、6月1日~12月31日の期間の税金も納めた形になります。
そのため1年分の税金を365日で日割りをして該当期間分を前所有者にお返しする代金が固定資産税精算金になります。

登記関連費用

まだ登記されていない土地や建物について新規で行う登記を「表題登記」、購入した不動産に所有権を移す「所有権移転登記」、住宅ローンを組む場合には銀行が不動産を担保にとるための「抵当権設定登記」、この3つの手続きの際にはそれぞれ登録免許税という税金がかかります。
その登記の手続きを司法書士の方が代理をして行うため、司法書士の方への報酬費用がかかってきます。
上記の税金と報酬が登記関連費用となります。

火災保険料

住宅ローン借入時にはほとんどの金融機関が火災保険への加入を必須としています。保険料は契約期間やプランによって前後します。

 

【土地から新築を建てる場合の諸経費】

諸経費 状況
古家の解体費 購入した土地に古家がついている場合
地盤改良工事費 土地の地盤が軟弱な場合
上・下水道引き込み工事費 上・下水道管が共に土地に引き込まれていない場合
水道分担金 上・下水道管が共に土地に引き込まれていない場合
下水道引き込み工事費 下水道管のみが土地に引き込まれていない場合
受益者負担金 下水道管のみが土地に引き込まれていない場合
建築確認申請費
外構工事費

土地から新築を建てる場合は、不動産購入に関わる諸経費に追加で上記の諸経費が必要となります。

 

【住宅ローンを組む場合の諸経費】

諸経費 お支払時期 お支払先
銀行手数料 決済時 金融機関
銀行保証料 決済時(一括の場合) 金融機関

住宅ローンを組んで購入する場合は、追加で上記の諸経費が必要となります。

銀行事務手数料

住宅ローン契約時に金融機関に支払う手数料です。

銀行保証料

住宅ローンの返済が滞った場合の備えとして返済を保証する保証会社に支払う費用です。
上記費用は、一括で支払う場合と住宅ローンの金利に上乗せをして支払う場合のケースがあります。

諸経費目安

諸経費の目安としては、現金で購入の場合は100万〜150万、土地から新築の場合は追加で300万~400万、住宅ローンを組んで購入する場合は追加で50万〜100万となります。

あくまでも目安となるため、諸経費の費用は購入する不動産の価格や種類、購入方法で変わってきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?不動産を購入する場合の諸費用は意外と大きいと感じた人も多いのではないでしょうか。諸費用にはさまざまな種類があり、一つひとつは小額でも総計すると軽視できない金額になります。ですので、住宅購入時には、あらかじめ諸費用をふまえた資金計画を立てることが極めて重要ということがいえます。

岡山県南部で事業を展開しているカスケグループは、資金計画はもちろん、住まいに関わるすべてをご提案すべく、「リフォーム」「不動産」「新築」それぞれ専門の担当者が一丸となって対応する「住宅ワンストップサービス」を提供しています。安心して住宅購入を進めていただくために、プロの目線でサポートさせていただきます。岡山市、倉敷市の不動産購入でお悩みの方はお気軽にカスケ不動産へご相談ください!

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