無理のない返済計画を立てるために･･･「資金計画」について解説！

みなさんこんにちは！岡山・倉敷の住宅購入をサポートしている、カスケ不動産の大森です。

早速ですが、不動産購入を検討されている方からご相談いただく内容のひとつに「何から始めたらよいのか分からない」という声があります。カスケ不動産へ住まい探しのご相談をいただく方のなかでも、不動産購入の流れやまず何をしたらよいのかわからない…とおっしゃられる方は少なくありません。そこで今回は、カスケ不動産が力を入れている「資金計画」についてご紹介いたします。

「資金計画」をしないことのリスク

突然ですが、不動産を購入するにあたって大切なのは何だと思いますか？
住宅のデザイン？性能？アフターサービス？
もちろんこれらも大切ですが、最も大切なのは、やはり「お金」といえます。言い換えると「予算」ということになります。

不動産は決して安いものではなく、お客様の人生において大きな買い物です。住宅ローンを利用される方も多くいらっしゃいます。そこで、不動産を購入する前に「資金計画」を立てておかなければ、ローン返済の負担が大きくなり生活に余裕がなくなってしまい、最悪の場合は、せっかく手に入れたマイホームを手放さなければならない…という事態になりかねません。

住宅ローンの返済は、返済終了まで毎月続くため住宅ローンを組む際は、将来のライフプランや起こりうるリスクも考慮する必要があります。教育費や老後資金、車の買い替えなど、大きなお金が必要となる時期を把握しておくことも大切です。また、リストラやボーナスカットなどのリスクもゼロとは言い切れないため、様々なケースやリスクを想定しておき、貯蓄にも余裕を持たせておくと安心です。

まずは「資金計画」を立てるために、お客様の年収で、銀行からどれだけお金を借りられることが可能なのかを知ることからはじめましょう。

借りられる額

借りられる額を知る上で必要なのは「返済比率」です。「返済比率」とは、年収から住宅、車、教育費などのローンに充てられる金額の割合です。多くの金融機関は返済比率の上限を約30％として考えています。

例）年収400万　比率30％の場合

上記の通り、年収400万で比率30％の場合、ローンに充てられる額は100,000円/月となります。
月間返済可能額の100,000円/月で金利を仮に1.25％として35年ローンで計算すると、借入可能額の上限は約34,000,000円となります。

これはあくまで上限なので予算を上限の金額で考えてしまうと、住宅ローン以外のカーローン･教育ローンなどの支払いが困難になってしまいます。そこで大切なのが返せる額です。

返せる額

次に大切なのは「返せる額」です。これは、普段の食費などの生活費、車のローンなどそれぞれの支払いを視野に入れ、どれくらいの額であれば住宅ローンに充てられるのかを考えます。借りられる額で算出した100,000円/月をすべて住宅ローンに充ててしまうのではなく、この金額の範囲内でどれくらいの額であれば、今後の生活を圧迫しないかをイメージして返していける額を考えていく必要があります。
しかし、お客様自身でイメージするのは容易ではないと思います。そんな時は、ファイナンシャルプランナーの方にライフプランを依頼することをおすすめします。ライフプランをたてる際に、不動産を購入した後にかかってくる住宅の修繕費（ランニングコスト）も視野に入れ算出するので、お客様自身で考えるよりも詳細に普段の生活にかかってくる費用を知ることができます。

住宅を購入する上で大切なこと

住宅ローンを利用して購入した不動産には抵当権が設定されるため、もし住宅ローンが払えなくなり支払いが１年近く滞ってしまうと裁判所から退去命令が下されてしまいます。このように将来困ってしまわないように「資金計画」をしっかりと行い、ご自身の経済状況やライフプランを考慮したうえで、住宅ローンの申し込みをすることが大切です。

カスケ不動産では、住まい探しのお手伝いはもちろん、資金計画やライフプランなども、お客様に寄り添った提案をさせていただきます。安心して不動産購入をしていただけるよう、岡山県南部を中心に住宅ワンストップサービスを展開しています。これからお家を探す上で、何から始めたらいいのか分からないと不安な思いを持たれている方は、いつでもお気軽にご相談ください。カスケの住まい選びで、人生の大切な買い物のお手伝いをさせていただければ嬉しいです。