14TH ANNIVERSARY

市街化区域?調整区域?みんなが知らない国土を分ける6つの区域!

市街化区域?調整区域?みんなが知らない国土を分ける6つの区域!

みなさんこんにちは!岡山・倉敷の住宅購入をサポートしている、カスケ不動産の豊田です。
世の中には、空気や心情、目に見えないものはたくさんあります。収束の目処が立たないコロナウイルスもその1つですよね。
みなさんは日本の国土が6つの区域に分けられていることを知っていますか?
目に見えない区域分けなので、知らない人も多いのではないでしょうか?
実は、日本の国土は生活環境の整備や環境保護の観点から6つの区域に分類されているのです。今回はその内容を解説していきます!

日本の国土は分類されている?

それぞれが好きな場所に好きな建物を建てると、住みやすい街づくりはできませんよね?

そこで日本の国土は、まず「都市計画区域」「都市計画区域外」「準都市計画区域」の3つに分け、さらに「都市計画区域」の中で「市街化区域」「市街化調整区域」「非線引き区域」の3つに分け、それぞれの区域にあった規制がかけられています。

規制をかけることによって、生活環境の向上、環境破壊の防止など、より住みやすい街づくりを進めているのです。

それぞれの区域の特徴とは?

◆都市計画区域
都市計画区域は市、または町村の中心の市街地を含み、かつ、一体の都市として総合的に整備・開発・保全する必要のある区域に指定されます。
また、その他、首都圏整備法による都市開発区域、近畿圏整備法による都市開発区域、中部圏開発整備法による都市開発区域、その他新たに住居都市、工業都市その他の都市として開発及び保全する必要がある区域に指定されます。
都市計画区域は市街化区域、市街化調整区域、非線引き区域に分けられそれぞれに規制があります。

◆都市計画区域外
都市計画区域外は、都市計画区域以外のエリアを指します。

◆準都市計画区域
準都市計画区域は高速道路のインターチェンジの周辺や、幹線道路の沿道等といったエリアをイメージしてください。街中よりは、少し外れた場所にあるイメージではないでしょうか。このような施設は、広い敷地を要しますので、都市計画区域外に設置されることが多いのですが、インター等を造ると人の出入りが増え、建築や建設、敷地の造成が進むことが見込まれます。そのため、将来における一体の都市としての整備、開発及び保全に支障が生じるおそれがあると認められる区域は、準都市計画区域として指定します。

◆市街化区域
市街化区域は、すでに市街地を形成している区域、及びおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域を言います。
日本の国土のうち市街化区域の面積の割合は約4%ですが、その中に全人口の70%の人が居住しています。

市街化調整区域
市街化調整区域は、市街化を抑制すべき区域であり、人が住むための街づくりを行う予定のない区域のことを言います。主に都市計画区域内に含まれた農地や森林などがそれにあたります。市街化調整区域では、このような農地や森林を守ることに重点が置かれ、許可を得た場合を除き、原則として、開発行為は行なわれず、都市施設の整備も行われません。

◆非線引き区域
非線引き区域は区域区分が定められていない都市計画区域、すなわち、将来的に計画的な街づくりを進める区域ということは決まっていますが、定める時点において市街化区域か市街化調整区域かは決まっていません。

お家を建てられるエリアは?

日本の国土がどのような区域に指定されているのかを知っていただきましたが、結局お家を建てられるのはどこなのでしょうか?

例外はありますが、お家を建ててよい区域としては、主に都市計画区域内の市街化区域になります。しかし市街化区域であれば、どんな家でも建てて良いわけではありません。

市街化区域では、用途地域を定めなければならず、それを補う区域によって規制があります。
その内容については、また改めて記載いたしますのでお楽しみに★

 

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(参照文献)
都市計画区域とは?用途地域や斜線制限についてイラストで説明!,MEGASOFT:https://www.megasoft.co.jp/3d/setback_regulation/area_cityplan.php
みんなで進めるまちづくりの話-国土交通省:https://www.mlit.go.jp/crd/city/plan/03_mati/03/index.htm

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