14TH ANNIVERSARY

中古住宅、保証はつくの?安心して購入するためのインスペクション、瑕疵保険について解説!

中古住宅、保証はつくの?安心して購入するためのインスペクション、瑕疵保険について解説!

みなさんこんにちは!岡山の住宅購入をサポートしている、カスケ不動産の平田です。
私たちは、新居を購入して新生活を始められようとしている方々と日々接しています。その中でも中古住宅をマイホームの選択肢として検討される方が増えてきました。中古住宅の購入は、ライフスタイルが多様化している現代に合った選択肢です。
私たちは不動産アドバイザーとして、購入された方に安心して中古住宅に住んでいただきたいと思っています。そこで、不安に思われることが多い中古住宅の「保証」と、安心して中古住宅を購入するための方法について解説します。

中古住宅には長期保証がない?

新築住宅の場合、2000年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」によって、その売主は①住宅の構造耐力上主要な部分と②雨水の進入を防止する部分の重大な不具合については、引き渡し後10年間保証するように義務付けられています。
中古住宅の場合、「宅地建物取引業法」によって、宅建業者が売主の場合、引き渡しから2年間大きな不具合などを保証しなければならないと定められています。
ですので、宅建業者が中古住宅を買取りリフォームして販売する場合は、上記の宅地建物取引業法に則り、売主である宅建業者は引渡しから2年間保証する義務があります。
しかし、一般的な中古住宅は売主が個人になります。個人の方に過大な責任を負わせることは難しいため、長期保証はつかない場合がほとんどです。

建物状況調査(インスペクション)とは

中古住宅を安心して購入するためにおすすめしたいのが、建物状況調査(インスペクション)です。中古住宅を売買する際に、建物に重大な不具合がないか、住宅診断士(ホームインスペクター)が調査する制度です。「お家の健康診断」と称されることもあります。
国土交通省は「既存住宅インスペクション・ガイドライン」を作成し調査方法を統一するほか、調査技術者の登録制度を設けています。これにより、どの業者に依頼しても適切な診断ができ、同じ結果が出るようになっています。
売買する前にインスペクションを実施することによって、建物のコンディションを把握することができます。直すべき箇所の有無を知ることができるので、購入後にリフォーム工事の費用がかさむリスクを低くすることができます。
「インスペクション」についてはこちらの記事へ

瑕疵(かし)保険とは

さらに安心して中古住宅を購入するためにおすすめしたいのが、瑕疵(かし)保険です。万が一、購入した物件に瑕疵(かし・欠陥)が見つかった場合、保険機関(住宅瑕疵担保責任保険法人)が売主の代わりに補修費用を負担してくれるというものです。検査料や保険料は基本的に買主(買う方)が負担するようになります。
「既存住宅売買かし保険」では、①住宅の構造耐力上主要な部分と②雨水の進入を防止する部分の重大な不具合に対して、最長5年間保険をつけることができます。引き渡し後重大な不具合が見つかったときは、調査費用や補修費用が買主に支払われます。一般的に支払い上限額は1000万円または500万円です。
かし保険を利用することによって、万が一の備えができるほか、取引上のトラブルを防ぐことができます。中古住宅に安心して住むことができますので、おすすめです。

まずは、プロにご相談ください!!

いかがでしたでしょうか?今回は中古住宅を安心して購入するためのインスペクションかし保険についてご紹介しました。
岡山県南部で事業を展開しているカスケグループは、住まいに関わるすべてをご提案すべく、「リフォーム」「不動産」「新築」それぞれ専門の担当者が一丸となって対応する「住宅ワンストップサービス」を提供しています。ホームインスペクターの資格を持つ一級建築士も在籍しておりますので、リフォーム担当、不動産アドバイザーが協力しながらお客様の安心できるリフォームをご提案いたします。本当に購入してよい物件か、プロの目線でサポートさせていただきます。

岡山市、倉敷市の不動産購入でお悩みの方はお気軽にカスケ不動産へご相談ください。

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